うちへおいでよ、わたしのおうちへ | せきらら性教育

うちへおいでよ、わたしのおうちへ

息子は、月曜日にデートでした。学校の帰りに、ジョーンと町に行くって・・・。


だから、町に出る前に二人でうちによって、おやつを食べてからお行き、といっていたんですが。息子ははっきりとは返事をせずに出かけていきました。


そして、だんなと二人で待ってたんですけどね。便所も我慢して(笑)。


つれてきませんでした(怒)。


あー、もう。楽しみにしてたのにー。


息子は一人で5時過ぎに帰ってきて、


「ちゃうねん、お前やないねん、ジョーンが見たいねん」


って、やんだを言いそうになりました(爆)。


「でもね、冬休みの間に、いちどジョーンをお茶に呼びなさい」


と、だんな。


「えー、やだー。おかあがいると、やだー」


・・・どういうこっちゃ。


「だってさー。この前・・・プールのことで・・・」


・・・。


***回想シーン***


息子は時折、日曜の午後にプールに行くんです(こちらの記事 参照)。それで、誰といっているのか、絶対に口を割らない。でも、見当はついている。で、ある日。


「なあなあ、プールには誰がきてんのかなあ?」

「誰もー」

「ひとりで泳いでんの?」

「・・・」

「ふーん・・・。おかあも行こうかなあ・・・」

「・・・や・・・やめて・・・それだけは・・・」

「ほな、誰といってるかお言い!」

「ひとり!」

「へー。それやったら、おかあもいくでー。そんで、プールで歌ったるでー」


おにーのパンツはいいぱんつー

もっこりー

もっこりー


「おどったるでー」


おにーのパンツはいいパンツー

もっこりー

もっこりー


「言う! 言います! ごめん! ジョーンが来てる! だからこないで!」


はじめから、素直に吐いたらええんやがな。


***回想シーン終わり***



・・・。


「あのね」


優しくだんなが言う。


「君のほかの友達はうちに来たことがあるし、紹介してくれたでしょ。だから、彼らのことを知ってるでしょ。それと同じでね、君のガールフレンドにもちゃんと紹介をしてもらいたいんだよ。そうやって、彼女と知り合いになることは、僕たちは家族なんだから大事でしょ?」

「うん・・・」

「おかあだって、ジョーンが君にとって大事だってわかってるから、変なことはしないよ。ね?」


最後の、ね?、はわたしに向けております。


「・・・う、うん」


いまいち自信なし。


だってさー、子供を持つ楽しみがやっとわかってきたんだもーん(爆)。


突き刺さる息子とだんなの視線を無視して、踊りの練習をしよう・・・と考えております(本気)。



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女の子と付き合っちゃいけませんとか、異性でも同性でも、交際は早すぎます、とか言って、禁止するのってよくないと思うんですね。


なるべくオープンにして、付き合ってる相手がわかってたほうがいいんじゃないかな。人を好きになって、一緒に出かけたり映画に行ったりしたいときに、親に嘘をつくのってすごく嫌じゃないですか・・・。別に悪いことじゃないんだしさ。


ただ、ペッティングやセックスに関しては、まだ正確な知識がないわけだし、興味本位でしてはいけないよ、と話しています。プライベートな体の部分はそこに触る意味というものがわかってからにしなさい、と。そういう意味で、性教育というのはとても大事だと思うのです。


・・・と、考えています。