緊急安全保障理事会召集される
さて。
昨日から、我が家は異常な興奮に包まれております。(理由はこちら )。
緊急事態です。
こういうときには、昔から台所に集合をし、茶を飲みながら緊急安全保障会議をするのが我が家の恒例となっております。
本日の議題は
金曜日に迫った息子のガールフレンドの誕生日のプレゼントをどうするか。
ポイントをまとめますと、
1) 息子は放課後のクラブ活動のため、金曜日までに買いに行く閑がない。
2) だんなは珍しく仕事が忙しい。
3) わたしはいつもどおりに閑。
という訳で、木曜日にわたしがプレゼントを買いに行くことになった・・・。というのが、昨日までの会議の様子でした。
しかし、その後、
わたし: 「なあ、やっぱり、自分で選んだ方がええんやないの?」
だんな: 「でも、お店は閉まってるでしょ、クラブのあとでは」
息子: 「うん・・・」
わ: 「週末に買いにいったら?」
息: 「その日にわたしたい・・・」
だ: 「そうだよね・・・」
だ: 「それに問題はね・・・君は、おかあのセンスを信じられるかね?」
びしっと刺さる男二人の視線。
余裕の笑顔で答えるわたし。
息子・・・
「信じられない」
ガーンガーンガーンガーンガーン・・・
忘恩の輩、という言葉が頭の中を駆け巡ります。
わ: ぐれたろか、と思いつつ、「それやったら、水泳クラブの前に買いに行ったらええやん」
息: 「だって、学校にお金もってっちゃ行けないんだよ」
わ: 「どうせ水泳クラブのプールはおとうの職場の横やろ」
息&だ: 「うん?」
わ: 「そやから、おとうと一緒に、おとうの職場の隣の美術館に行ったらええやん」
息&だ: 「それがいい!」
ちなみに、だんなの職場の隣の美術館のミュージアムショップは、いろんなかわいいものをたくさん売っています。
わ: 「ほんで、なにを買うの?」
息: 「あんまり高くないもの」
だ&わ: 「・・・orz」
だ: 立ち直って、「アクセサリーみたいに身につけるものはよくないね」
息: 「なんで?」
だ: 「明日、ものすごい美人にめぐり合って一気に恋に落ちたらどうするの? 指輪とかもらってて、それでいきなりふられたら、相手の女の子がかわいそうでしょ。あんまり期待させるようなものはあげちゃいけません」
・・・実感のこもったアドバイスや・・・。そやけど、ふられる可能性も・・・。
息: 「そんなこと・・・」
わ: 「ロミオとジュリエットを読め! ロミオはどっかの女の惚れまくっとったのに、ジュリエットに出会っていきなり心変わりしたんやろ」
息: 「・・・」
こういうことって、親が言うことですかね?
わ: 「と、とりあえず、指輪とかネックレスがあんまり良くないんやったら、チョコレート一箱・・・」
だ: 「君ねえ・・・それは侮辱だよ、侮辱」
息: 「そうだよ、おかあは分かってないんだから」
わ: なにが分かってへんねん・・・と反抗したくなりつつも、「窓にぶら下げるガラスの飾りもんなんかええんとちゃう?」
だ: 「そんなもの売ってるかな?」
わ: 「去年は売ってたよ」(自信満々)
だ: 「情報が古すぎます・・・」
息: 「・・・指輪・・・」
だ: 「だからそれは・・・」
と、会議は泥沼化しました。
結局。
結論。
1) とりあえず、息子とだんなが美術館のショップに行ってみる。
2) 何もなかったらわたしに電話をする。
3) そしてわたしが買いに行く。
という訳で、男二人で、息子のガールフレンドのプレゼントを買いに行きました。
・・・結果やいかに???
ドキドキドキドキドキドキドキドキ・・・・